「見せてはいけない姿」町田に完敗の横浜、キャプテン喜田拓也が不退転の決意「責任を持ってチームを前に進めていきます」【天皇杯】

2023年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「必ずみんなで立ち上がる」

天皇杯で町田に完敗。主将の喜田が想いを発信した。写真:滝川敏之

[天皇杯3回戦]横浜 1-4 町田/7月12日/町田GIONスタジアム

 悔しさを噛みしめる。目の前の現実から目をそらさず、さらなる前進のエネルギーに変える。

 J1で首位を走る横浜F・マリノスは7月12日、天皇杯3回戦でJ2首位のFC町田ゼルビアと対戦。前半と後半で2失点。反撃は終盤の1点のみ。1-4で完敗した。

 試合後、腕章を巻いてフル出場した喜田拓也が自身のインスタグラムを更新。「マリノスを信じてくれた皆さん」と題し、気持ちを伝えた。
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「今日の試合、マリノスのユニフォームを着て戦う上で見せてはいけない姿でした。何も言い訳はありません。

 そしてこの結果になった全ての責任は、このチームのリーダーである自分にあります。だからこの悔しさを全身で受け止めて、自分が責任を持ってチームを前に進めていきます。マリノスファミリーのみなさんが歯を食いしばって見せてくれたあの姿を忘れたくない。

 まだまだ完璧じゃない。それはわかってる。でもマリノスで、みんなと本当に強くなりたいから、逃げないで絶対に自分はこのチームを、チームメイトを、チームスタッフを、ファン・サポーターのみなさんを信じることをやめない」

 28歳MFは「絶対にこのチームをこのまま終わらせない」と誓い、「必ずみんなで立ち上がる」と締め括った。

 苦い敗戦も原動力に、高みを目ざす。3日後のJ1第21節では、ホームで川崎フロンターレと相まみえる。近年のリーグで覇権を争ってきたライバルを相手に、トリコロールはどんな戦いを見せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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