「ハタテが躍進の中心となる」旗手怜央と早く契約延長をすべし!セルティック地元メディアが主張「獲得を狙う者へのメッセージになる」

2023年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本人MFはセルティックにとって素晴らしい補強だった」

移籍市場で注目銘柄となっている旗手。(C)Getty Images

 セルティックが次々に主力の確保を決めている。

 古橋亨梧と前田大然の契約を延長したばかりのセルティックは7月10日、主将のカラム・マグレガーとも新たに5年契約を結んだと発表した。

 アンジェ・ポステコグルー監督がトッテナム、ジョッタがサウジアラビアに去ったセルティックだが、絶対的エースと計り知れない献身性の持ち主に続き、キャプテンとも長期契約を結んだことは、サポーターは安心させているだろう。

 そんななか、専門サイト『67 HAIL HAIL』は、セルティックがさらにもうひとりの主力選手と契約延長を目指すべきだと主張した。日本代表の旗手怜央だ。

 同メディアは7月10日、「セルティックがこれから将来に関する決定を優先しなければいけない選手がいる。レオ・ハタテだ」と報じている。

「日本人MFはセルティックにとって素晴らしい補強だった。この1年半で国内での成功において非常に重要な存在となり、CLの最高レベルでも良いパフォーマンスができることを示した。ブレンダン・ロジャース監督が特に欧州での躍進を目ざすなかで、ハタテはその中心となるだろう」

「もちろん、彼のさばきぶりや、ゴール前にキョウゴのためのスペースをつくることも、長期契約を結ぶ必要がある理由だ」
 
 さらに、67 HAIL HAILは「多くの人は、焦る必要はないと言うかもしれない。彼の契約は2026年までだ。だが、本当にポイントとなるのはそこじゃない」と続けた。

「獲得を狙うようになるかもしれない者たちへのさらなるメッセージになる。さらに、セルティックがクラブの重要な一員としていかに評価しているかをハタテに示すことにもなる」

「条件を改善したうえでハタテと新契約を結べば、素晴らしい1、2週間を本当にうまく締めくくることになるだろう。クラブ首脳陣ができるだけ早くこれをまとめられるように願っている」

 旗手もこの夏、プレミアリーグやサウジアラビアのクラブからの関心が報じられ、去就を巡る噂が後を絶たない。契約延長ラッシュに続くことになれば、ファンはさらに安堵するだろう。

 ただ、現行契約の残りが3年と長期なのも事実だ。セルティックが旗手の今後について、どのような戦略を立てているか注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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