ミランからニューカッスルに移籍したサンドロ・トナーリがインタビューに応じた。英紙『Mirror』が伝えている。

　現在23歳のイタリア代表MFは、2020年にブレッシャからミランに加入し、中盤の要として攻守に活躍した。また、子どもの頃から大のミラニスタで、2021年には完全移籍のために減俸を受け入れるなど、事あるごとにミラン愛を強調してきた。

　それだけに「ミラン退団はフットボーラーとして最も難しい決断のひとつだった」と語る。

「難しいけれど、やらなければならなかった。その時が来て、この道を進もうと決めたんだ。多くを学べるだろう。難しい旅だと思うが、大きなチャンスだ」

　母国を離れ、イングランドで新たな挑戦をスタートさせる。ニューカッスルを選んだのは、チャンピオンズリーグ出場まで押し上げたエディ・ハウ監督の存在が大きかったようだ。
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「エディ・ハウは僕を欲しがってくれた１人だ。彼との旅を楽しみにしている。みんな、彼の良いところを教えてくれたよ。経歴や、彼と過ごしたこの１年がどんなものだったかをね。早くこの仕事を始めたい。全ての選手の野心は勝利だ。立ち止まらず、勝利を収める。できるだけ早く勝てるようにするよ」

　アッズーリの英雄アンドレア・ピルロと比較されることもあるトナーリだが、より似ているヒーローがいると言う。

「若いうちは、比較されて傷ついたりもする。ただ、もし似ている人物を選ぶとしたら、（ジェンナーロ・）ガットゥーゾだね」

　闘犬として名を馳せたガットゥーゾのように――。トナーリは気持ちの入ったプレーで、新天地でもファンのハートをがっちり掴めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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