【J1・J2移籍動向】柏が韓国代表DFキム・チャンスの退団を発表。右SBの戦力に懸念材料も

2016年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

藤田、今井、湯澤ら実力者は揃うが……

柏を退団することが発表されたキム・チャンス。3シーズンでリーグ戦69試合に出場した。(C) SOCCER DIGEST

 柏は1月9日、チームに3シーズンに渡り在籍したDFのキム・チャンスが退団すると発表した。

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 キム・チャンスは、2013年に韓国の釜山アイパークから柏に加入すると、タフなフィジカルと1対1の強さを持つ右サイドバックとして攻守両面で存在感を放ち、同年のナビスコカップ制覇とACLベスト4入りに貢献。韓国代表としても活躍してきた。
 
 柏では、3シーズン通算でJ1リーグ戦69試合・0得点。ACLでは15試合・1得点の結果を残した。
 
 キム・チャンスはクラブを通じて、以下のコメントを残している。
「いつも応援していただきありがとうございました。サポーターの皆さんの熱狂的な応援のおかげで頑張ることができました。新しいクラブに行っても、引き続き応援していただければ嬉しいですし、自分も柏レイソルのことを胸に刻んでこれからも応援していきます。3年間本当にありがとうございました」
 
 柏はスペシャリストである藤田優人のほか、昨季途中に大宮から加入した今井智基や流通経済大から新加入する湯澤聖人らが右サイドバックを務めるが、いずれもシーズンを通じての実績には乏しい。韓国代表サイドバックの放出により、シーズンを通して戦っていくうえでこのエリアの戦力に懸念材料が生まれたことは否めない。
 
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