「マジで何もできない」浦和ワシントンの凄さを元横浜戦士が熱弁!「ロサンゼルスって言ったら試合でボコられた」

2023年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本当に凄かった」

抜群のフィジカルと決定力で猛威を振るったワシントン。誠実な人柄でも人気を博した。(C)SOCCER DIGEST

 その実力は圧巻だったようだ。

 那須大亮氏のYouTubeチャンネルの最新回で、かつて横浜でチームメイトだった栗原勇蔵氏、坂田大輔氏が衝撃を受けた選手について語り合った。

 那須氏に、印象的だったFW3人を問われた元DFの栗原氏は、浦和などで活躍したワシントンとエメルソン、川崎で一時代を築いたジュニーニョの名を挙げた。

 なかでもワシントンは強烈だったようで、那須氏の「背負われたら何もできないでしょ」の言葉に「そうだよ」とうなずく。

 当時の那須氏はボランチで、DFと協力して2枚がかりで潰しに行ったが、「2人とも抑えられる。マジで何もできない」と回想する。

「攻略法がないね」と言う栗原氏は「だって、ボールが見えないんだもん。競りに行ったら、ひっくり返されて」と苦戦したようで、浦和との対戦は「憂鬱だった」。
 
 さらに栗原氏は、坂田氏から「ワシントンじゃなくて、ロサンゼルスだっけ?」と問われ、若かりし日の思い出を紐解く。

「ワシントンっていう名前を文字って、当時、(自分は)生意気だったから、新聞記者の人にネタで、ロサンゼルスって名前を変えて言ったら、その試合でボコられた」

 おそらくは試合に向けた取材時のエピソードだろう。2006年シーズン、横浜は開幕4連勝と好発進。浦和は開幕戦こそ引き分けたが、その後は3連勝。好調チーム同士が5節で相まみえた結果、浦和が3-1で勝利。ワシントンは決勝点となるチーム2点目を決めている。

 横浜はこの敗戦からトーンダウン。浮上のきっかけが掴めないまま、03・04年のリーグ連覇に導いた岡田武史監督が退任。栗原氏は「ワシントンのせいだね」とジョークを交えつつ、「本当に凄かった」と振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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