横浜F・マリノスが公式YouTubeチャンネルを更新。インタビューでMF喜田拓也が、川崎フロンターレ戦への並々ならぬ思いを語った。

　横浜は７月15日にJ１第21節で川崎と対戦。2017年からの５年間で４度のJ１王者に輝くなど近年、多くのタイトルを獲得している難敵との一戦に向け、喜田が強く意気込んだ。

「近年の成績を見ても、（川崎は）やはり数多くタイトルを獲っていますし、リスペクトがありつつも、やはり彼らを越えていかないと、そういうものは手に入れられないとは思っているので、自分たちらしさを存分に出して戦いたい」
 

　また横浜のキャプテンは、自身がルーキーイヤーだった2013年のJ１最終節・川崎戦を回想。０－１で敗れて首位から陥落し、優勝を逃した悔しい記憶を振り返った。

「あの等々力の空気を忘れられないし、ロッカールームでの先輩たちの崩れ落ち方を見ても、本当にただ事じゃないというか、本当に経験したことのないような空気で、一生忘れたくないと思った。忘れられない経験になったので、どれだけ時間がかかっても必ず俺が借りを返すとその時、心に誓った」

　喜田は「（自分としては）まだJリーグのタイトルを２つしか獲れていない」としたうえで、「このクラブはもっとタイトルを獲れる力を秘めているし、自分もそこに貢献したい。やっぱり川崎のような力のあるチームに勝っていくことこそが、マリノスの価値を示すこと。越えていかないといけないチームなのは間違いない」と、川崎との神奈川ダービーに勝つ重要性を改めて強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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