「日本はあまりにも大きな市場。経済規模が違う」名門が続々来日…韓国サイドが嘆き節!「PSGは想像以上の収益を上げている」

2023年07月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「太極戦士たちが日本ツアーでデビューする可能性が高くなった」

スーパースター軍団パリSGは昨年に続き、日本でプレシーズンマッチを行なう。(C)SOCCER DIGEST

 日本には今夏、マンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、インテル、セルティック、アル・ナスルがやって来る。一方、韓国ツアーは、主催側の準備不足でセルティック戦とウォルバーハンプトン戦が中止となった。

 韓国メディア『スターニュース』は「世界的に恥をさらした」と悲痛な声を上げるなか、同『OSEN』は、別の話題に目を向け、「もう少し早ければ」と嘆く。バイエルンとパリSGにはそれぞれ同国代表のキム・ミンジェとイ・ガンインの加入が秒読みとあって、タイミングが違えば、母国でデビューを飾っていたはずだと主張しているのだ。

「太極戦士たちが日本ツアーでデビューする可能性が高くなった。韓国のファンは、新しいユニホームを着たキム・ミンジェとイ・ガンインの姿を見る機会を逃した点で残念だ。加入がもっと早く実現されていれば、ミュンヘンとPSGが日本の代わりに韓国ツアーを企画した可能性もあった」

『OSEN』はまた、金銭面にも着目。「PSGは日本ツアーで想像以上の収益を上げている。昨年は(試合に)4万人が集まり、公開練習を見られる有料チケットも数分で完売した。同じ期間に日本代表が試合をしたが、観客数は1万人程度に留まった」と伝えた。
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「今回、特別席ではPSG対セレッソ大阪は10万円、PSG対インテルは20万円に達する。韓国でのマンチェスター・シティ戦で最も高い約4万4000円と比較すれば、日本のチケットは、はるかに高く、それだけ経済規模は大きい。クラブからすれば、より大きな収益を上げられる日本を好むのは当然と言える。韓国ファンの立場としては残念だ」

 同メディアは記事の締めくくりとして、サッカー界関係者のこんな発言を掲載。最後まで嘆き節だった。

「キム・ミンジェとイ・ガンインが新しいチームの一員として、韓国でプレーすればもちろん良いだろう。しかし、日本はあまりにも大きな市場であり、韓国とは経済規模が違う。PSGが日本の代わりに韓国に来るのは容易ではなかっただろう」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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