槙野智章がJリーグオールスターの具体策を提案!ラモス瑠偉は現役時の“祭典”を振り返る「俺もほめてもらいたいから頑張る」

2023年07月07日 野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

「対日本代表。Jリーグ選抜に外国籍選手が入って」

イベントで語り合ったラモス氏(右)と槙野氏(左)。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは、7月6日に「Jリーグ30周年記念イベント~おかわりwith TikTok」を開催。登壇した元日本代表のラモス瑠偉氏と槙野智章氏が、Jリーグのオールスターゲームについて語り合った。

 オールスターは、1993年から2007年まで、サポーターによる投票やリーグの推薦で選手と監督を選び、東軍と西軍の対戦で行なわれていた。その後、08年と09年はJリーグと韓国Kリーグの選抜チーム同士が対戦したが、10年以降は開催されていない。

 そんななか、槙野氏はJリーグの公式YouTubeチャンネルのトーク企画『ののチャンネル』で、野々村芳和チェアマンにオールスターゲームの"復活"を提案していた。

 これについて、イベントの進行役だった平畠啓史さんから話を振られた槙野氏は、「Jリーグを引っ張ってきてくれた先輩方がやっていたオールスターを、子どもの頃に見ていて『いつか僕もこのピッチに立ちたい』と思っていた」と発言。自身の出場はKリーグ選抜と対戦した1回のみだったと振り返った。
 
「引退してサッカー盛り上げたいという活動をしているので、どうにかこれを復活させたい」とし、「Jリーグ選抜対日本代表とか。Jリーグ選抜に外国籍選手が入って日本人選手とチームを組んで、新しい森保ジャパンと対戦するとか」と具体的な案を提案した。

 これに対して、ともに登壇したTikTokクリエイターのウンパルンパさんは「面白そう」「めちゃくちゃ見たい」と期待。ラモス氏も「盛り上がる、絶対」として、自身のオールスターゲームでの経験を語った。

 ラモス氏が現役の頃は、ジーコ、ドゥンガ、ピエール・リトバルスキー、ドラガン・ストイコビッチら世界的な有名選手がリーグに在籍していた。ともにプレーする機会はオールスターゲームしかなく、「俺もほめてもらいたいから頑張る。活躍する自信があった。一言、ほめられたい。オールスターしかない」という当時の心境を明かした。

 Jリーグ創成期を牽引したレジェンドの告白に、平畠さんは「ラモスさんほどの方が、『ほめられたい』とサッカーをやるのは面白い」と興味津々だった。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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