「最も意外なターゲット」「将来性が高い」浦和GK鈴木彩艶のマンU移籍噂に現地メディアも騒然!“忍耐”が必要とも「三笘と同じように...」

2023年07月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「攻撃の起点となれる」

ユナイテッドからの関心が伝えられた鈴木。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドが浦和レッズのGK鈴木彩艶の獲得に動いているとの日本での報道を受け、現地もざわついているようだ。世界的にはまだ無名の20歳を地元メディアもさっそく注目している。

 ユナイテッドの専門サイト『UNITED IN FOCUS』は「ザイオン・スズキは多くのオールド・トラフォードの観戦者にとってなじみのない名前であると推測する」と切り出し、こう続けている。

「マンチェスター・ユナイテッドの今夏の最も意外なターゲットが(マンチェスター・シティのブラジル代表GK)エデルソンのプレーをモデルにしているという事実は、なぜスズキがエリク・テン・ハーフ監督のチームのオプションとして浮上しているのかを説明するのに役立つはずだ」
 
 同メディアは「明らかに、スズキは自分自身を単なるGK以上の存在だと考えている。契約満了となったダビド・デ・ヘアの後任としてテン・ハーフの第一ターゲットに浮上したインテルのアンドレ・オナナと同様に、若き日本代表は攻撃を止めるのと同じぐらい、快適に攻撃の起点となれる」と評している。

「スズキのポゼッションに対する自信は、空中での存在感と6フィート3インチ(190センチ)の屈強な体格と相まって、将来性の高いGKにしている。したがって、彼が近いうちに日本の歴史の中で最も高価な輸出品(500万ポンド=約9億円。Jリーグからの移籍金最高額)になる可能性があるのは当然だ」

 ただ、記事は「スズキはテン・ハーフの下でチャンスを待つのに、忍耐が必要かもしれない」とも指摘。こう続けている。

「オナナがインテルから到着した場合、背番号1(正守護神)の座をオールド・トラフォードに固定する可能性が高いからだけではない。2年前にブライトンが川崎フロンターレから同胞のカオル・ミトマ(三笘薫)と契約したときのように、ユナイテッドは必要な労働許可を取得できるまでスズキをレンタルしなければならないかもしれない」

 果たして、若いGKはイングランドの名門へと向かうのか。今後の動きから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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