「現役中から絶対向いていると」宮市亮が古巣アーセナルで指揮を執る元同僚アルテタ&ウィルシャーを回想。“直の後輩”冨安との交流は?

2023年07月03日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「それは結果、出るだろうなって」

現在は監督としてアーセナルで活躍するアルテタ。共にプレーした宮市は指導者の素質を強く感じていた。(C)Getty Images

 アーセナルは2022-23シーズン、ミケル・アルテタ監督のもと快進撃を続け、長らく首位をキープ。しかし、最終的にマンチェスター・シティに逆転を許し、19年ぶりのプレミアリーグ制覇とはならなかった。

「古巣は気になる。結果を追ったりする」という元アーセナルの宮市亮は、「本当に残念」と悔しがりながらも、復活への道を示した名門に敬意を示した。

「本当に良いサッカーをしていましたし、現役中にチームメイトだったアルテタが監督として、今や世界的名将になっている。本当にすごいなというふうに見てました」

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 敬愛する元チームメイトと、いまだに連絡を取っているのだろうか。
 
「ミケルはそんなにですね。(ジャック・)ウィルシャーとかはたまにSNS上でやり取りしますけど。彼も今、アーセナルのアカデミーで監督をやってますね。どんどん、どんどん自分も歳を重ねて、引退する選手も増えてきて、指導者になっていく選手も増えていくので、それもまた面白いですね。

 やっぱり彼らは、現役中から指導者に絶対向いているだろうなと。振る舞いだったり、キャプテンシーみたいなところがあったので。それは結果、出るだろうなって」

 同クラブには現在、日本代表の後輩・冨安健洋が在籍する。加入時に助言を送る姿を勝手に想像したが、宮市は「いや全然、全然」と笑う。

「冨安君とも特に面識はないですね」

 久々にチャンピオンズリーグを戦う新シーズン、アーセナルはOBも熱望するタイトル獲得なるか。昨夏の大怪我から復帰直後、劇的な決勝点を奪った先輩のように、負傷中の冨安の華々しいカムバックにも期待だ。

※第7回終了(全12回)

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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