セリエBのコモに所属する元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが７月１日、自身のSNSで現役引退を発表した。

「とても悲しいことに、スペイクを壁に掛ける時が来た」

　そう切り出した36歳の名手は、「バルサでの最初の日から、アーセナル、再びバルサ、チェルシー、モナコ、コモ、それらすべてが大切なものだ。ワールドカップやEUROの優勝から、イングランドとスペインでのすべての優勝、そしてヨーロッパのほぼすべてのトロフィーの獲得まで、私にとって決して忘れられない旅だった」と綴っている。

【動画】引退するセスクが投稿したメモリアルムービー

　バルセロナの下部組織出身のセスクは、プロデビューを果たしたアーセナル、その後に帰還したバルサ、チェルシーなどで活躍。110試合で15ゴールを挙げたスペイン代表でも、メジャー大会３連覇（EURO2008、2010年ワールドカップ、EURO2012）に貢献した。

　なお、セスクはコモのBチームとユースチームのコーチに就任することも合わせて発表している。第２のキャリアにも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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