ハリルの体脂肪チェックにうんざり...興梠慎三は代表に行くのが「キツかった」。公開説教でダメ出し「『お前は例外だ』って」

2023年06月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「俺、たぶん、17ぐらいあって」

興梠がハリルジャパン時代を振り返った。(C)SOCCER DIGEST

 浦和レッズのFW興梠慎三が、那須大亮氏のYouTubeチャンネルに出演し、ハリルジャパン時代の思い出を紐解いた。
【動画】興梠慎三の日本代表エピソード
 日本代表にはあまり縁がなかったという興梠だが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が率いていた頃の代表に選ばれてもいた。

 ただ、本人はあまり乗り気ではなかったようだ。指揮官は体脂肪をチェックし、12パーセント以下に設定。興梠ほか、遠藤航、宇佐美貴史、西川周作らがクリアできず、"公開説教"があったという。

「あれもひどいやつだよね、本当に」と苦い表情を浮かべながら、興梠が当時を振り返る。

「代表に選ばれたやつが、まずは体脂肪を測る。で、ダメだったやつが、その日か次の日ぐらいの公開練習の時に、ハリルがいて、皆がバーッて、アウトのやつが並ぶ。俺が一番、最後。みんなだいたい、13パー、14パーとか。俺、たぶん、17ぐらいあって」

 他の選手たちは「ちょっとずつ減ってるな」「頑張ってるな」など声をかけられるが、「俺の番に来たら、『お前は例外だ』って。で、終わる、みたいな」。
 
 那須氏が「まじ?」と驚けば、興梠は「例外なら、呼ぶなと思って(笑)。そんな言うなら呼ぶな、代表。そんな感じだった」という。

 代表に呼ばれれば、必ず"アウト組"に入る。興梠なりに努力はしていたが、「頑張っているけど、それが苦だったね」。

 酒井宏樹からは「絶対にハリルは慎三さんのこと好きですよ。そんな言われるのに、また呼ばれるとか。絶対好きだからですよ」と言ってもらったが、興梠本人からすれば、体脂肪を指摘され続けて、代表に行くのが「キツかった」と吐露した。

 これには那須氏も「そうだよね。苦だね、たしかに」と同調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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