日本代表の新キャプテンに就任したシュツットガルトのMF遠藤航が、元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に出演。「ボールを取りづらい選手」を明かした。

　20－21、21－22シーズンにブンデスリーガのデュエル勝利数１位に輝くなど、遠藤の真骨頂といえば、ボール奪取だ。だが、その"デュエル王"にも、ボール奪取に苦戦する選手がいるという。

　進行の野村明弘アナウンサーから、「回収する能力が高い遠藤選手ですが、対戦した仲で、ボールを取るのが難しかったり、かなりやりづらかった選手を挙げるとすると？」と質問を受けると、「僕がいつも言ってるのは、トーマス・ミュラーですね」と回答した。

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　シャルケ時代にそのバイエルンFWと対戦経験がある内田氏が「えっ、あいつ取りにくいの？」と驚いた様子で質問すると、遠藤はその凄さをこう説明している。

「賢いんですよね。ボールを奪われないポジション取りがうまいというか。相手のシステムとか立ち位置とかを見ながら、自分がフレキシブルに動いて、相手に触られないポジションを常に取ってたりとか、味方との関係性で数的優位を作るポジションを取ったりとか。そういう選手なんで、僕はボールを奪いづらいなぁというイメージのある選手ですね」

　これと言った特徴がないミュラーが、年齢を重ねてもドイツ王者でコンスタントに活躍できるのは、そうした"嫌らしさ"を備えているからなのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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