急転直下? ミラン移籍が決まらない鎌田大地、新天地候補にローマが再浮上!「状況は再び逆転」と伊メディア報道

2023年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「戦略の変更により、ミランはロフタス=チークに目を向けた」

一時はミラン移籍が秒読みとも伝えられた鎌田だが...。(C)Getty Images

 フランクフルトとの契約が満了となり、ミランへの移籍が目前とされていた鎌田大地だが、ここにきてある問題が浮上している。「EU圏外選手枠」だ。

 イタリアメディアによれば、ミランが今夏に海外から獲得できるEU圏外国籍の選手は最大2人まで。うちひとりは、移籍市場に精通したファブリツィオ・ロマーノ記者がクラブ間で移籍に合意したと報じた、チェルシーのイングランド代表MFルベン・ロフタス=チークで枠が埋まる見込みだ。

 そして、残りひとつは、鎌田の他にも、ナイジェリア代表のサムエル・チェクウェゼ(ビジャレアル)、トルコ代表のアルダ・ギュレル(フェネルバフチェ)らが獲得候補に挙がっており、予断を許さない状況だ。

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 そんななか新天地候補として再浮上してきたのが、以前から鎌田への関心が取り沙汰されてきた同じセリエAのローマだ。イタリアメディア『calciomercato.com』は次のように伝えている。

「サンドロ・トナーリをニューカッスルにセンセーショナルに売却するまで、日本人はミランまであと一歩のところまで迫っていた。だが、戦略の変更により、ミランはロフタス=チークに目を向けた。『Leggo』の報道によると、このMF(鎌田)が再びポルトガル人GM(ローマのチアゴ・ピント氏)のターゲットになる可能性があるという」

 同メディアは「ピントは彼をローマに連れて行こうとしていたが、ミランの関心によりテーブルのカードが変わった。現在、状況は再び逆転しており、フラッシュバックが発生する可能性がある」とし、こう続けている。

「現時点で何の連絡も取れていないが、ローマが中央のMFを探しているのは明らかだ」

 ローマが26歳の日本代表MFを手中にすれば、まさに急転直下。果たして、ジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレーするのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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