レアル・マドリーの元ドイツ代表MFトニ・クロースが、代表チームに不満を抱いているようだ。

　2010年にA代表デビューしたクロースは、これまで代表通算106試合に出場。2014年のブラジル・ワールドカップでは、母国を24年ぶりの優勝に導く活躍を見せた。その後、2021年７月に代表引退を表明している。

　ブラジルW杯優勝後のドイツは、ワールドカップで２大会連続のグループステージ敗退。直近の親善試合では５試合で１勝１分３敗の戦績だ。

　そんなドイツの現状について、クロースはポッドキャスト『Baywatch Berlin』で問題点を指摘している。
 

「形がまったくない。よく言われるのはメンタルについてだが、自信を無くしていると思う。そしてチームを引っ張っていく選手もあまりいない。だから、蹴り合いの試合になってしまっている。

　この１年は楽観的になれなかった。試合結果を考えても、あまり改善されていない。（欧州選手権2024では）良い組み合わせになるのを願うばかりだ」

　クロースには代表復帰を願う声も少なくないようだが「ありえない。もう関わるつもりはないよ」と述べたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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