【ドルトムント|冬の補強動向】M・ホフマン、ジブコビッチ、エムバペなど若手逸材をリストアップ

2016年01月03日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ウイングとCBのバックアッパー獲得に乗り出す可能性がある。

ドリブル、シュート、パスと三拍子が揃ったレフティーの逸材ジブコビッチ。ドルトムントに加えてパリSG、マンチェスター・C、アーセナルなども狙う人気銘柄だ。(C)Getty Images

 ブンデスリーガで首位バイエルンに勝点8差を付けられているとはいえ、ポゼッションとカウンターを高次元に使い分ける新スタイルが軌道に乗った現チームに大きな不安は見当たらない。実際、トーマス・トゥヘル監督は「後半戦も既存のメンバーで十分戦える」と明言している。
 
 ただ、今冬はすでにヨナス・ホフマンのボルシアMG移籍が決定し、控えの扱いに不満を抱くネベン・スボティッチにも恩師ユルゲン・クロップ率いるリバプール行きが浮上している。彼らの代役候補として、ウイングとCBのバックアッパーの獲得に乗り出す可能性はある。
 
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 CBで名前が挙がっているのは、ラピド・ウィーンに所属するオーストリアU-21代表のマキシミリアン・ホフマン。ヨーロッパリーグのグループステージを首位で通過したチームを牽引した上昇株で、ハンブルクやケルンも興味を示している。
 
 J・ホフマンの退団が決定したうえ、マンチェスター・Uからレンタル中のアドナン・ヤヌザイがフィットしていないウイングは、ふたりの逸材をリストアップ。ひとりは2015年のU-20ワールドカップで母国セルビアの優勝に大きく貢献したパルチザンのアンドリヤ・ジブコビッチ(19歳)で、もうひとりはモナコの逸材キリアン・エムバペ(17歳)だ。とりわけ「アントニー・マルシアル2世」と謳われる後者は特大のポテンシャルの持ち主。先行投資に打って出る価値はあるだろう。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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