【高校選手権】3回戦の結果&準々決勝組合せ|総体決勝の再戦は東福岡に軍配! 東京勢2校が8強に名乗り!!

2016年01月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

総体決勝と同様にPK戦へと突入したリターンマッチ。

【東福岡 0(4PK3)0 市立船橋】互いに堅守を崩しきれずPK戦に突入した一戦は、東福岡に軍配が上がった。写真:田中研治

 第94回全国高校サッカー選手権大会は1月3日、首都圏各地で3回戦の8試合が行なわれた。
 
 フクダ電子アリーナの第1試合では、夏のインターハイ決勝と同一カードとなった東福岡対市立船橋(千葉)が行なわれた。ともに手堅い守備を崩せず、試合はPK戦へともつれ込み、東福岡が4-3で競り勝ち、市立船橋に夏の雪辱を許さなかった。
 
 前回優勝の星稜(石川)は、中京大中京を相手に後半4分に挙げた岡田勇斗のゴールを守り切り、4年連続での8強入りを決めた。
 
 前々回優勝の富山一と矢板中央の一戦は、1-1で迎えた後半アディショナルタイムに富山一がFW柴田丈一朗のゴールで2-1と逆転。劇的な勝利で準々決勝に駒を進めている。
 
 劇的な展開となったのは、桐光学園対青森山田の一戦。エースの小川航基の2ゴールで桐光学園が2点を先行。守っても青森山田の攻撃を封じ、2-0のまま後半もアディショナルタイムに突入する。しかし、青森山田はここからセットプレーを駆使して2点差を追いつく。PK戦に突入すると、これを青森山田が5-4で制し、8強に名乗りを上げた。
 
前日に大津との死闘を制した前橋育英は、帝京三に3-1と快勝。10番・横澤航平の先制点を皮切りに3点を奪い、帝京三の反撃を1点に抑えて勝ち切った。
 
 その他、明徳義塾は終盤一気に3点を連取して各務原に勝利。駒澤大高は松山工に逆転勝ちで初のベスト8入り。神戸弘陵と対戦した國學院久我山は、1-1で迎えた後半10分に澁谷雅也のゴールで勝ち越し。東京勢2校が8強入りしている。
 
 準々決勝は1月5日に行なわれる。
 
 3回戦の結果と準々決勝の組み合わせは以下のとおり。

【選手権PHOTOハイライト】3回戦の全試合を写真で振り返る!

第94回全国高校サッカー選手権大会
■3回戦の結果(1月3日)

●浦和駒場スタジアム
第1試合:星稜(石川) 1-0 中京大中京(愛知)
第2試合:明徳義塾(高知) 3-0 各務原(岐阜)
 
●駒沢陸上競技場
第1試合:駒澤大高(東京B) 2-1 松山工(愛媛)
第2試合:國學院久我山(東京A) 2-1 神戸弘陵(兵庫)
 
●フクダ電子アリーナ
第1試合:東福岡(福岡) 0(4PK3)0 市立船橋(千葉)
第2試合:前橋育英(群馬) 3-1 帝京三(山梨)
 
●ニッパツ三ツ沢球技場
第1試合:富山一(富山) 2-1 矢板中央(栃木)
第2試合:青森山田(青森) 2(5PK4)2 桐光学園(神奈川)
 
■準々決勝の組み合わせ(1月5日)
 
●駒沢陸上競技場
第1試合:駒澤大高(東京B)×東福岡(福岡)
第2試合:星稜(石川)×明徳義塾(高知)
 
●ニッパツ三ツ沢球技場
第1試合:青森山田(青森)×富山一(富山)
第2試合:國學院久我山(東京A)×前橋育英(群馬)
 
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