移籍市場で人気のスペイン代表DFパウ・トーレス。有力候補は合意報道が出たユベントスではなく…

2023年06月23日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

アストン・ビラはエメリの存在が鍵になるか

スペイン代表DFのパウ。新天地はバイエルンとアストン・ビラに絞られたと現地紙は報じている。(C)Getty Images

 昨夏に引き続き、ビジャレアルに所属するスペイン代表DFのパウ・トーレスが移籍市場を賑わせている。5月にはユベントスとの個人間合意も報じられたパウだが、ここにきて状況が変わってきたようだ。現地時間6月23日、スペイン紙『スポルト』が報じている。

 パウはビルドアップ能力に長けた左利きのセンターバックで、ユベントスは早くから関心を示していた。しかし財政難がネックとなり、獲得レースからの撤退を余儀なくされた模様。記事ではパウの新天地候補は二つのクラブに絞られたと伝えているが、その二つがバイエルンとアストン・ビラだ。
 

 バイエルンはナポリに所属する韓国代表DFキム・ミンジェの獲得に本腰を入れているが、一方でフランス代表DFリュカ・エルナンデズのパリ・サンジェルマンへの移籍が有力に。そのリュカの後釜として、同じ左利きCBのパウに狙いを定めたようだ。マタイス・デ・リフトやダヨ・ウパメカノに加え、キム・ミンジェとパウを確保できれば、バイエルンのCBは盤石の陣容となるだろう。

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 一方のアストン・ビラは22-23シーズンのプレミアリーグで7位に入り、新シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグへの出場権を獲得。現在指揮を執るウナイ・エメリ監督は昨年10月までビジャレアルを率いていて、パウは教え子だ。恩師からのラブコールとなれば、パウの心境にも影響を与えるだろう。

 昨夏はマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムなどが争奪戦を繰り広げながら、ビジャレアルに残留したパウ。今夏は新天地を求めることになるだろうか。
 

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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