「日本で最も危険」ブラジル人記者が森保ジャパンを採点!三笘薫と共に最高評価だった2人は?

2023年06月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「なぜ自分が日本のスターなのかを示した」

ペルーに快勝を飾った森保ジャパン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 森保ジャパンは6月20日に開催されたペルー代表とのキリンチャレンジカップで、4-1の快勝を収めた。

 33分に伊藤洋輝のミドル弾で先制した日本代表は、37分に見事なパスワークから三笘薫が加点。後半に入っても、63分に三笘のお膳立てから伊東純也がネットを揺らすと、75分に前田大然がトドメの一撃を突き刺して試合を決めた。

 ブラジルの大手メディア『globo』は、日本通で知られるティアゴ・ボンテンポ記者の採点記事を掲載。「ベストプレーヤー」には1ゴール・1アシストの三笘を挙げ、次のように寸評を添えた。

「試合に影響を与えるまでにしばらく時間がかかったが、彼はすぐになぜ自分が日本のスターなのか、なぜ彼が常にスタメンにいなければならない選手なのかを示した。彼は個々の競り合いで危険を生み出し、ゴールとアシストで決定的な活躍を見せた。菅原、伊東、久保の決定機を生み出していたので、もっと多くのアシストがあったかもしれない。90分間フル出場した唯一のMFだ」

【動画】ペルーのファンが不快感を示した久保の行動
 その三笘の同じ最高点の「7.5点」をつけたのが、伊東純也だ。同記者は「久保や堂安の影があるとはいえ、彼が右ウイングのファーストチョイスになれるのは、こうしたパフォーマンスのおかげだ。最初の数分からフィールド上で最も危険な日本人選手で、彼は重要なプレーを生み出し、ペルーの守備陣により仕事をさせた選手だった」と称賛している。

 また、森保一監督にも「7.5点」を付与。「出場可能な選手の中で、最大の強さと考えられるものを備えたラインナップを完成させた。チームは集中力を維持し、素早いトランジションとボールの出どころへのプレッシャーにより、両チームが攻撃力を示し、均衡が取れ始めた試合のバランスをすぐに崩すことに成功した。理想的なパフォーマンスだった」と賛辞を贈っている。

 ボンテンポ記者による採点は以下の通りだ。

7.5点、三笘薫、伊東純也、森保一監督
7.0点、菅原由勢、伊藤洋輝、遠藤航
6.5点、鎌田大地、前田大然
6.0点、中村航輔、板倉滉、旗手怜央、相馬勇紀、久保建英、堂安律、、守田英正
5.5点、谷口彰悟、古橋亨梧
採点なし、瀬古歩夢

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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