「ポステコグルーは古橋と再会を希望」セルティック新監督の優先課題を現地メディアが指摘!「他の選択肢を検討したいという旗手を...」

2023年06月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「オ・ヒョンギュはキョウゴの代わりになる準備はできていない」

監督が交代し、日本人クインテットの動向にも注目が集まっている。(C)Getty Images

 セルティックの新指揮官に就任したブレンダン・ロジャースは、決して容易ではない挑戦に臨むこととなる。主力選手の慰留もそのひとつだ。

 アンジェ・ポステコグルー前監督の下でこの2シーズンを支配してきたセルティック。地元紙『The Scottish Sun』は6月20日、新指揮官が抱える9つの優先課題を指摘した。そのうちの4つは、「守護神」「最終ライン」「中盤」「前線」と、各ポジションのチーム編成に関することだ。

「中盤」の項目で、Sun紙は「他の選択肢を検討したいというハタテ(旗手怜央)の願望にどう取り組むかは興味深い。アーロン・ムーイとデイビッド・ターンブルも関心を引きつけており、彼らは出場機会の増加を望んでいるだろう」と報じた。

 一方、「前線」のくだりでは、「ポステコグルーはトッテナムでキョウゴ(古橋亨梧)と再会することを望んでいるだろう。要求される2500万ポンド(約41億3000万円)を支払うこともためらわないはずだ」と伝えている。

「オ・ヒョンギュは有望であることを示してきたが、キョウゴの代わりになる準備はできていないようだ。代表戦で何度か好機を逸したこともそう示しているだろう」

「たとえキョウゴが残留しても、前回政権でムサ・デンベレ、オドソンヌ・エドゥアール、スコット・シンクレアを獲得したロジャースは、前線の選手の獲得を目指すだろう」

なお、9つの優先課題のうち、残りの5つは以下のとおりだ。

・ファンからの信頼回復
・コーチングスタッフ
・マーケットとリクルート
・欧州での成績
・プレシーズン管理

前回指揮を執った際は、2年連続で国内3冠を達成したロジャース。だが、翌シーズン途中にレスターに移籍し、サポーターの怒りを買った。彼らとの関係改善から始まる第2次政権でも、再びタイトルを手にすることができるのか、手腕が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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