６月20日にパナソニックスタジアム吹田で開催されたキリンチャレンジカップで、日本代表とペルー代表が対戦した。

　試合は、22分に日本が伊藤洋輝のミドルシュートで先制。さらに37分には、三笘薫がネットを揺らして追加点を挙げた。

　後半に入っても攻撃の手を緩めない日本は、63分に伊東純也、75分に前田大然がそれぞれゴールを挙げて、リードを４点に広げる。83分には、ペルーがクリストフェル・ゴンサレスのゴールで１点を返したが、試合はそのまま４－１で終了。日本がペルーに快勝を飾った。
 

　試合後、スペイン紙『AS』は、森保ジャパンに惨敗したペルーに対して「大阪でペルーの大惨事」との見出しで厳しく評価している。

「ペルーは、ワールドカップ予選に向けた最後のテストマッチで、最悪の顔を見せた。プランも失敗し、日本相手に１－４で惨敗した」

　16日の韓国代表との試合では１－０で勝利しながら、日本には大敗を喫したペルー。同紙は、その敗戦理由をこう分析している。

「ペルーは釜山では鋭いプレーを見せたが、今回はほとんど何もできなかった。その理由の多くは、メンバーの大幅な変更と、提示された戦術にある。序盤こそ試合を優位に進めたが、重要な場面での攻め方を知っている日本に、終始圧倒され続けた」

　ペルーにとって、９月から始まるワールドカップ予選に課題を残す結果となってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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