「攻撃に目が行きがちですけど…」三笘薫の成長を元同僚・旗手怜央をどう感じたのか「対等でいられるようにしていきたい」

2023年06月18日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「試合を観ていたので刺激になる」

久々に共闘した三笘(右)について語った旗手(左)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表が6-0で大勝したエルサルバドル戦で、1年3か月ぶりの出場で躍動したのが、左のインサイドハーフに入った旗手怜央(セルティック)だった。

 左ウイングに入った同級生の三笘薫(ブライトン)は、川崎フロンターレ時代の同僚。ともに大卒1年前から活躍し、リーグ連覇に貢献した。

 17日の練習後に、その三笘とのプレーについて問われた旗手は、「薫が日本代表を引っ張っている存在だと思うので、自分も出た時には自分の価値を示していきたい。引っ張って行ってもらうじゃなく、対等でいられるようにしていきたい」と語った。

「テレビでずっと(ブライトンの)試合を観ていたので、刺激にはなりますし、一緒にプレーして彼の良さや成長している部分を肌で感じられたので、そういったところをしっかり吸収して自分の成長に繋げていきたいと思います」

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 三笘の「成長している部分」とは具体的にはどんなところなのか。25歳のMFはこう明かしている。

「攻撃に目が行きがちですけど、攻撃から守備への切り替えだったり、すごく速かったですし、プレスを掛ける強度も速くなった。攻撃の部分はみんなが見て分かる通りですけど、守備の部分は一緒にやってみて感じる部分はたくさんあった。成長してるんだなと感じた」

 攻守の切り替えの速さがセルティックでワンランク上に成長した旗手から見ても、三笘の強度の高さは印象に残ったようだ。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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