令和５年度・全国高校総体（インターハイ）・男子サッカーの埼玉県予選決勝が６月18日に行なわれ、浦和南と武南が対戦。武南が４－０で勝利を飾った。

　先制したのは武南。開始直後から押し気味に展開すると前半10分、松原史季が左サイドから放ったボールが、そのままゴール右上に吸い込まれた。

　勢いそのままに前半16分に追加点を奪う。左サイドの高い位置で戸上和貴からパスを受けた川上旺祐がカットイン。右足を振り抜いて、ゴール右に突き刺した。
 

　さらに、前半26分には飯野健太が、ボックス内にてドリブルで仕掛けてファウルを誘い、PKを獲得。キッカーを任された松原が、冷静に右足で決めた。前半は３－０と武南のリードで折り返した。

　武南は後半に入ってもペースを握り、後半26分に戸上のゴールで突き放す。その後も、浦和南にゴールを割らせず、完封勝利。埼玉決勝を制して、９大会ぶり21回目となるインターハイ本大会の出場権を獲得した。

取材・文●野口一郎（サッカーダイジェストWeb編集部）

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