後半5分、同点に追いつくチャンスでPKのキッカーとして登場したのが…。
他のフィールドプレーヤーとともに、勝利を信じて戦ったGKの坂。試合後には満面の笑みを見せた。写真:石倉愛子
12月31日、埼玉のNACK5スタジアムで北海道代表の札幌大谷と鹿児島県代表の鹿児島城西との一戦が行なわれた。
両チームとも立ち上がりからアグレッシブなプレーを見せると、前半8分には鹿児島城西が先制。札幌大谷の隙を突いて、エリア内からFWの中村が右足で豪快にゴールネットを揺らした。
16分にFWの松野下が負傷交代するアクシデントに見舞われた鹿児島城西だが、それに動揺することなく、20分には左サイドの崩しからゴール前に走り込んだMFの霜出がシュートを放つ。このまま鹿児島城西のペースになるかと思いきや、しかし、対する札幌大谷に焦りは感じられなかった。
札幌大谷は鹿児島城西のパスワークに粘り強く対応し、決定機を作らせない。やや押し込まれながらも要所は締めて、ロングボールからカウンターを仕掛けようとしていたのだ。
そして鹿児島城西の1点リードで迎えた後半5分、札幌大谷にビッグチャンスが訪れる。エリア内でMFの西野尾が倒されてPK。札幌大谷のベンチ、応援スタンドが歓喜に沸くなか、キッカーとして登場したのがなんとGKの坂だった。
両チームとも立ち上がりからアグレッシブなプレーを見せると、前半8分には鹿児島城西が先制。札幌大谷の隙を突いて、エリア内からFWの中村が右足で豪快にゴールネットを揺らした。
16分にFWの松野下が負傷交代するアクシデントに見舞われた鹿児島城西だが、それに動揺することなく、20分には左サイドの崩しからゴール前に走り込んだMFの霜出がシュートを放つ。このまま鹿児島城西のペースになるかと思いきや、しかし、対する札幌大谷に焦りは感じられなかった。
札幌大谷は鹿児島城西のパスワークに粘り強く対応し、決定機を作らせない。やや押し込まれながらも要所は締めて、ロングボールからカウンターを仕掛けようとしていたのだ。
そして鹿児島城西の1点リードで迎えた後半5分、札幌大谷にビッグチャンスが訪れる。エリア内でMFの西野尾が倒されてPK。札幌大谷のベンチ、応援スタンドが歓喜に沸くなか、キッカーとして登場したのがなんとGKの坂だった。