怒濤のゴールショーに豊田スタジアムが熱狂した。

　６月15日、日本代表はキリンチャレンジカップ2023でエルサルバドルと対戦。開始１分にリスタートから谷口が豪快ヘッドで先制点を奪うと、その３分後には裏へ抜け出した上田が敵のファウルを誘ってＰＫを奪取する。相手を退場に追い込んだ上田はこれを冷静に決めて２－０。その後も日本は10人となった相手に久保、堂安が加点し、前半だけで４点のリードを掴んだ。

　後半も選手を入れ替えながら攻勢を緩めず、60分には中村も代表初ゴールをマーク。待望の代表復帰を果たした古橋にも一発が飛び出し、日本が６－０の大勝を収めた。カタール・ワールドカップ後で初、第二次森保ジャパンにとっても初の白星だ。
 

　この一戦を興味深くレポートしたのが、韓国メディア『Xsports』だ。韓国代表は日本とは逆のスケジュールで16日にペルーと、20日にはエルサルバドルと親善試合を戦う。同メディアは日本に惨敗を喫したエルサルバドルの力量を「弱すぎないか？　我々のクリンスマン韓国と20日に対戦するのだが……」と疑問視。「日本は開始５分で２点を奪って、相手が10人となる数的優位にも立った」と伝えた。

　韓国のサッカー専門メディア『Inter Football』も「日本が圧巻のゴールパーティー！　前半も後半も一方的な展開だった」と称えた一方で、エルサルバドルに対しては「試合を通じて無気力な戦いぶりが顕著だった」と評した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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