【日本6-0エルサルバドル|採点&寸評】怒涛のゴールラッシュで5人は“7点台”の出来。MOMは1G2Aの20番

2023年06月15日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

強度の違い見せつけ、ゴールラッシュを披露

【警告】日本=なし エルサルバドル=エンリケス(50分)
【退場】エルサルバドル=ロドリゲス
【MAN OF THE MATCH】久保建英(日本)

[キリンチャレンジカップ]日本 6-0 エルサルバドル/6月15日/豊田スタジアム

 6月15日、日本代表はキリンチャレンジカップでエルサルバドル代表と対戦した。第二次森保ジャパンの初勝利を狙う日本は、開始早々の1分、久保のFKに谷口が頭で合わせて幸先よく先制点を挙げる。
【PHOTO】日本の出場17選手&監督の採点・寸評。代表初ゴールの上田はポストプレーも秀逸。古橋は得点王の実力を発揮
 その3分後には、ペナルティエリア内で上田が倒されてPKを獲得。このプレーで相手DFは退場処分となる。そして、このPKを上田が自ら決めて、あっさりと追加点を奪う。谷口、上田はいずれも代表初得点となった。

 攻撃の手を緩めない日本は25分に久保、44分に堂安がそれぞれゴール。4点をリードして前半を終える。

 後半に入り、60分には久保のアシストから途中出場の中村が右足でネットを揺らして代表初ゴール。さらに73分には、古橋がヘディングシュートを叩き込み、6-0の快勝となった。
 
▼日本代表のチーム採点「7」
 森保監督が前日に公言した通り、4-3-3を採用。インサイドハーフに旗手と堂安を配し、クラブで好調だった三笘と久保を左右のウイングで起用した。

 序盤から敵陣に襲い掛かり、1分にFKから谷口が先制点を奪うと、4分に上田のPKで追加点を奪ったうえに相手が退場。その後も強度の違い見せつけ、ゴールラッシュを披露した。

 87分間、数的優位で評価が難しい面もあるが、攻めの姿勢を最後まで貫いたのは好印象。一方で、ショートコーナーからピンチを招くなど、セットプレーには課題を残した。

 マン・オブ・ザ・マッチは1ゴール・2アシストの20番、久保を選びたい。そのレフティに加え、谷口、守田、旗手、上田は7点台の出来だった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【PHOTO】日本の出場17選手&監督の採点・寸評。代表初ゴールの上田はポストプレーの秀逸。古橋は得点王の実力を発揮

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