「サッカーファミリーである以上、やってはいけないと思う」ジュビロ18歳FW後藤啓介の主張。まさかのゴールパフォの真意は?「少しイライラしていて…」

2023年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「結果で見返してやりたいって」

仙台戦で決勝点を決めた後藤。写真:梅月智史

 自らの行動を反省している。だが、何もせずにはいられなかった。

 ジュビロ磐田は6月11日、J2第20節でベガルタ仙台と敵地で対戦し、3-2で勝利した。

 結果的に勝負を決するゴールを決めたのは、途中出場の18歳FW後藤啓介だ。2-1で迎えた76分、エリア内で呼び込んだ横パスにダイレクトで右足を振る。ボールは相手に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
【動画】ジュビロ18歳FWが仙台戦で決勝弾! 話題のゴールパフォも
 ゴール後、後藤は仙台のファン・サポーターが陣取るスタンドに向かって、両手を耳に当てるパフォーマンス。これについて、試合後のフラッシュインタビューで後藤は自ら話し出した。
 
「ゴールパフォーマンスについては、申し訳ないんですけど、前半からベンチで見ていて、ビルドアップしているだけでブーイングだったり、関係ない選手にブーイングするっていうのは、サッカーファミリーである以上、やってはいけないと思う。自分はそれに少しイライラしていて、結果で見返してやりたいっていうふうに思っていました。

 自分はああいう形でしか示せなかったのは、ほんと、仙台のサポーターや見ていた人には、本当に申し訳ないと思います」

 本人には思うところがあったようだ。

 後藤は今季5点目。「上位に入っていくには勝たなければいけない一戦だったので、自分のゴールで勝たせられたのはすごく嬉しい」と自らの得点を振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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