「好転の兆しと思ってやっていくしかない」レイソル戸嶋祥郎が6戦未勝利も攻撃に手応え。2戦連発の要因は?「自分なりの努力はしていた」

2023年06月11日 野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

「ゴール前にいないと、点は入らない」

2戦連発の戸嶋。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第17節]横浜4-3柏/6月10日/日産スタジアム

 柏レイソルは6月10日、敵地で横浜F・マリノス戦と対戦して3-4の逆転負け。3連敗、6戦未勝利と悔しい結果となったなかで、2試合連続弾を決めたのが、戸嶋祥郎だ。

 右サイドハーフで先発出場した戸嶋は、豊富な運動量で守備のタスクをこなしつつ、積極的に攻撃に参加。そして1-2で迎えた46分、マテウス・サヴィオのクロスを相手GKが弾くと、そのこぼれ球を押し込んだ。

 試合後に取材に応じた戸嶋は、前節の北海道コンサドーレ札幌戦(4-5)に続く得点を、次のように振り返る。

「ここ数試合は、より前の位置でやることが多くて。ゴール前にいないと、点は入らないと思う。良いか悪いかは別にして、(マテウス・)サヴィオがオウンゴールを誘ったシーンでも、ペナルティエリア内にはいた。川口(尚紀)選手がシュートを打ったシーンでも横にいたり、自分なりの努力はしていた。

 たまたま、こぼれてきたと言えば、それだけかもしれないけど。(後半の)立ち上がりに、より勢いを持っていけたのがゴールにつながったと思う。1-2の折り返しになってしまったので、立ち上がりは狙っていこうというのは、前にいる僕は狙っていた」

 攻撃時にはウイングにも見えるほどのポジショニングは、チームメイトとの連係も関係している。
 
「相手の立ち位置を見ながら、永戸(勝也)選手の内側を取ったり、外側を取ったりというのは、川口選手や片山(瑛一)選手と協力して声を掛けていた。絶対に張っていたりとか、内側とかは決まっていなかったけど、より高い位置でやっていて、感触が良かったので、そのままわりと高い位置でプレーした」
 
 87分の立田悠悟の退場で数的不利になった後、後半アディショナルタイムの2失点で逆転された。ただ、相手のオウンゴールも含めて、チームは流れのなかで3点をゲットした。攻撃の手応えを、こう語る。

「相手の立ち位置を見ながら、自分たちの形を変える。(DFが)4枚スタートだけど、3バックっぽくというのも狙いとしてあった。上手くタイミング良くできたのは良かった。そういうズレを起こしてこそ、相手を惑わせて自分たちが前進していける。良いところは、より精度を上げられたら」

 もちろん、敗戦の悔しさはある。

「試合前の時点では、2位と下位のチームという立ち位置だった。その差を感じさせない試合はできたのではないかと思う。でも、結果、負けているのが、こういう立ち位置の現状。内容じゃなくて結果で、スコアで勝てていかないと」

 そのうえで、「かなり苦しい位置にいるので。そこは、歯を食いしばってやっていきたい。でも、点が取れてきているのは好転の兆しと思ってやっていくしかない。必ず這い上がっていけるように頑張りたい」と決意を語った。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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【動画】柏MF戸嶋祥郎が2試合連続ゴールをゲット!

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