セルティックからアンジェ・ポステコグルー監督を引き抜いたトッテナムは、指揮官の愛弟子である古橋亨梧の獲得が取り沙汰されている。

　英紙『THE SCOTTISH Sun』によれば、セルティックOBのラモン・ベガ氏は『www.safebettingsites.com』で、「ハリー・ケインが残るかどうかにかかわらず、キョウゴがそのままトッテナムのチームに入れるのは疑いの余地はない」と語っている。

「キョウゴはとても良い選手なので、プレミアリーグのどのチームにもフィットできると思う。彼の体格について、強力なディフェンダーには対処できないだろうと言う人もいるが、私はその意見を支持しない。彼は素晴らしいクオリティとスピード、そして素晴らしいサッカー脳を持っているんだ」

　現在はサッカービジネスのコンサルタントとして成功している元スイス代表DFは、「彼はどこからともなく突然ゴールを決めにやって来るが、フィニッシュはとても決定的だ。ペナルティボックスで非常に素晴らしいストライカーであり、プレミアリーグのどのチームも彼のような選手を気に入るだろう。とコメント。古巣の英雄を引き合いに出して、こう続けている。
 

「キョウゴと言えば、2001年の３冠を達成したチームで一緒にプレーしたヘンリク・ラーションを思い出す。取締役会が彼を売却すると決めたら、セルティックファンが激怒することは分かっているし、彼は彼らにとって素晴らしい存在だったので、その理由も理解できる」

　そして、「彼は２年目のシーズンでさらに良くなり、セルティックで愛されていると感じている。大きなつながりがあるが、もちろん、彼はアンジュ・ポステコグルーとつながりを持っている可能性がある」と見解を述べている。

「サッカーの文脈で言えば、セルティックがチャンピオンズリーグのグループステージで何かを残したいなら、そしてさらに上位に進出したいのであれば、彼を引き留める必要があると言える。しかし、ビジネス面もある。セルティックがキョウゴを2000万～3000万ポンド（約34～51億円）で売却するのであれば、それは完全に理に適っている。なぜなら、相応しい金額が得られ、莫大な収入になるからだ」 

　最後にベガ氏はこう締め括っている。

「ファンは大騒ぎするだろう。監督を失うのだけでも十分に残念だが、いま最高の選手が去って行こうとしている。どうやって彼の穴を埋めるんだ？」

果たして、古橋はイングランドへ向かうのか、残留するのか。その決断に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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