欧州遠征中のU-22日本代表は、現地６月10日、U-22イングランド代表と対戦。非公開となった一戦で、大岩剛監督が率いるチームは、山本理仁と松村優太の得点で、２－０の勝利を収めた。

　オンライン取材に応じた大岩監督は、「非常に強い相手と試合ができて、いろんな意味で良い影響と、次のオランダ戦に向けて、しっかり準備ができた」と手応えを語る。

「前半は攻め込まれる場面もあった。当然、自分たちの思い通りにいかない状況のなかで、選手たちは後半に向けて修正していた。いろんなイレギュラーやアクシデントがあったなかでも、しっかりとアジャストしていくところでは評価している。

　後半の得点シーンなど、自分たちが意図的に攻撃をする部分、意図的に守備をする部分で、強いイングランド相手に出せていたところを含めて、評価をしたい」
 

　試合を通じての"点数"を問われると、「50点」と答える。

「前後半を含めて、出場した選手をすべて評価したなかで、我々がやれなかった部分、やれた部分は半々というのが私の中での評価ですので。50点が妥当かなと思います。おそらく選手も同じ気持ちでいると思います」

　次戦は14日にU-22オランダ代表と相まみえる。指揮官は「自信にしていい部分は当然、50パーセント、ありますので、次のオランダ戦に向けて、それが60、70、80までの準備をしたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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