ピッチに足を踏み入れると、大歓声が沸く。煌びやかにライトアップされた舞台。何発もの花火が打ち上がる。

　現地時間６月８日、サウジアラビアのアル・イテハドに移籍したカリム・ベンゼマが、新天地のユニホームに身を包み、キング・アブドラ・スポーツシティ・スタジアムに登場。イギリスメディア『Daily Mail』などによれば、会場には６万人ものファンが集い、元レアル・マドリーのストライカーを歓迎したようだ。
【動画】ベンゼマ歓迎でスタジアムに６万人が集結！
「このフランス人選手は、レアル・マドリーの元チームメイト、クリスティアーノ・ロナウドに続き、中東に移住した２人目のスーパースターとなった」
 

　同メディアは、ベンゼマが次なる活躍の場に中東を選んだ理由を伝える。

「私はイスラム教徒で、ここはイスラム教の国。ずっと住んでみたいと思っていた。すでにサウジアラビアには行ったことがあるけど、良い気分だね。私にとって、ここは自分が望む場所だ。新しいクラブに期待している。私がもたらすことができるのは自分のサッカーと、そして最も重要なのはタイトル獲得だ」

　35歳FWは、自身のSNSで「心の底からありがとう、ジェッダ。今夜は忘れられない特別な瞬間だった」と、この日の感動を綴る。壮大なレセプションで、持参したバロンドールも披露したベンゼマは、サウジリーグでも期待される活躍を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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