【採点寸評|浦和】堅い守備と少ない決定機。強みは見せたが攻撃面は今ひとつだった[J1第16節 浦和0-0鹿島]

2023年06月05日 野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

後半はボールを握れる展開に

【警告】浦和=ホイブラーテン(57分)、酒井(90+6分)、早川(90+7分) 鹿島=仲間(84分)、早川(90+6分)、D・ピトゥカ(90+7分)【退場】なし

[J1第16節]浦和0-0鹿島/6月4日/埼玉スタジアム2002

 Jリーグは6月4日、J1第16節の2試合を各地で開催。埼玉スタジアム2002では浦和レッズ対鹿島アントラーズが行なわれ、0-0で引き分けた。
【PHOTO】浦和の出場16選手&監督の採点・寸評。無失点の守備陣は軒並み高評価。後半投入の岩尾が流れを引き込む
 序盤から両チームとも攻守に強度の高いプレーを見せ、局面ごとに激しくバトル。スコアボードは動かなかったが、見応えある内容で試合を折り返す。

 後半も一進一退の攻防が続く。ただ、お互いに見せ場を作ったが、それぞれの守備陣が奮闘し、得点を許さない。スコアレスでタイムアップを迎え、勝点1を分け合う結果となった。
 
▼浦和のチーム採点「6」
 相手の圧力を受けた立ち上がりから、徐々にペースを取り戻していったが、最後までゴールを割れずに終わった。

 前半は西川周作のビッグセーブなどもあり無失点でしのぎ、ハーフタイムに岩尾憲を投入して臨んだ後半は、ボールを握れる展開に。ただ、決定機と言えるのは後半アディショナルタイムにホセ・カンテが放ったヘディングシュートぐらいで、マチェイ・スコルジャ監督は「ゴールを決めるのに十分な数のチャンスを作れなかった」と悔しがった。

 一方の守備は、アレクサンダー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンのCBコンビと、守護神の西川を中心に安定していた。

 堅い守備と少ない決定機。強みは見せたが、攻撃面は今ひとつという内容だった。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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