壮絶な打ち合いに決着をつけた。

　北海道コンサドーレ札幌は６月３日、J１第16節で柏レイソルと敵地で対戦。前半から点の取り合いとなり、４－４のタイスコアで後半アディショナルタイムに突入。そして90＋３分、田中駿汰がチーム５点目を決め、勝点３を掴み取った。
【動画】運命分けるVAR、田中駿汰の得点が認められる！
　試合後のフラッシュインタビューで、ペトロヴィッチ監督は激闘をこう振り返る。

「日本のサッカーファンの方々が、札幌の試合を見るに値する、そういう試合だったんじゃないかと思います。我々は今日、５点取りましたけど、２失点は自分たちであげてしまったような失点でしたし、基本的に我々は得点を多く取るチームですけど、取られるチームでもある。得点は多く取れる試合、あるいは取られる試合、見応えのあるゲームをできたんじゃないかと思います」
 

　１試合で５ゴール。ただ、指揮官は"もっと取れた"と考える。

「前半も、得点シーン以外にも多くのチャンスを作れていたと思います。５点取りましたけど、もっと点が取れていてもおかしくないようなシーンはたくさんあった。我々はリスクをおって、攻撃を仕掛けるからこそ、逆に相手にチャンスを与えてしまう。そういう戦い方で、自分たちが１点でも多く取って勝つ。最後に自分たちが多く取って勝てばいい。そういう攻撃的な戦い方です」

　あくまでも攻撃的に――インタビューが終わり、去り際にミシャは一言加えた。「今日のゲームは、みなさんも楽しかったんじゃないですか」。

攻撃●サッカーダイジェストWeb編集部

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