フランスのリーグ・アンで最多11回の優勝を誇るパリ・サンジェルマンは６月２日、『Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2023』の発表記者会見を行なった。

　２年連続で日本ツアーを行なうパリSGは、イタリアの名門インテル、クリスティアーノ・ロナウドが所属するサウジアラビアのアル・ナスル、セレッソ大阪と対戦する。

　記者会見では、パリSGのOBでJリーグのガンバ大阪などで活躍した元カメルーン代表FWのパトリック・エムボマ氏が登壇。今回のツアーをPRした。

　また、質疑応答にも対応。昨年に続いての来日となった点については「日本という国のファン。昨年度のツアーも素晴らしい経験だった。日本料理も好き、色々好きなものがある」と喜んだ。
 

　日本サッカー界の発展に必要な点は、"経験"をキーワードに挙げた。

「日本の選手も、多くがヨーロッパに行ってプレーしている。つまり、経験を重ねている。こうした選手が将来、監督として活躍してもらうと、ピッチ内の経験プラス、ピッチの外でも経験を積み重ねていくことにつながる。

　日本には素晴らしい、非常に高い標準の設備がある。組織力、組織そのものも非常に素晴らしい。唯一足りないのが経験。だから、経験の話をした」

　エムボマ氏が「ぜひ来て、観てほしい」と呼びかける日本ツアーで、パリSGは７月25日にアル・ナスル、28日にセレッソ大阪、８月１日にインテルと対戦する。

取材・文●野口一郎（サッカーダイジェストWeb編集部）

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