【J3】富山の新監督に三浦泰年氏が就任。クリスマス会談で最終合意!「富山全体を活性化できるチームに」

2015年12月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

今秋までタイのチェンマイFCで指揮を執る。

J3富山の新監督就任が決まった三浦泰年氏。弊Webサイトのコラム『三浦泰年の情熱地泰』では、1年に渡って自身の近況やその時々の思いを綴ってきた。(C) SOCCER DIGEST

 
 J3のカターレ富山は12月26日、来季の新監督に元日本代表の三浦泰年氏が就任すると発表した。
 
 三浦氏は今年1月にタイに渡り、ディビジョン1(2部)に所属するチェンマイFCで監督を務めた。同9月に監督を退き、その後もタイ国内のクラブでスーパーバイザーとして指揮を執るなどした。
 
 11月に帰国後は、国内外の複数のクラブと新たな契約の交渉を進めていたが、12月下旬に入り富山との交渉が急速に進展。同25日に富山のクラブ幹部との会談で最終的な合意に達し、来季新監督就任が内定した。
 
 三浦新監督は、クラブを通じて
「この度、カターレ富山の監督に就任することになりました。再びJリーグの舞台で闘えることの喜びを感じると共に、チャンスをくれたクラブに感謝しています。カターレ富山の活躍によって、サポーターの皆様はもちろん、富山の方々も笑顔にし、富山全体を活性化できるようなチームづくりを目指したいと思っています。選手・スタッフが一致団結し、必ずJ2に昇格できるよう、全力で取り組んでいきます」
 と意気込みを語っている。
 
 一方、富山は2015年シーズンのJ3で5位に甘んじた。シーズン途中の8月には成績不振から岸野靖之監督と契約を解除し、代わって澤入重雄GMが指揮官を兼任したが、成績は上向かず。とくに攻撃面に課題を残す結果となった。
 
 クラブは来季、三浦新監督を迎え、新たな体制でJ2復帰への巻き返しを図る。
 
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