ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀が、DAZNの『やべっちスタジアム』で、チームメイトであるアンドレス・イニエスタの神戸退団への思いを語った。

　７月１日のノエビアスタジアム神戸で行なわれるJ１第19節・北海道コンサドーレ札幌戦を最後に、神戸を退団するイニエスタ。５月25日には退団会見が行なわれ、自身がプレーしたJリーグでの５年間を回想した際には、涙をこらえる姿もあった。

　その会見を会場で見守っていた武藤は、「退団を発表する前に僕らは話を聞かされていました」と明かし、「彼自身も涙ぐんでいて、神戸にこれだけ良い選手が集まってくれたのも、間違いなくイニエスタ選手と一緒にプレーをしたい選手が多かったからこそだと思います」とイニエスタがクラブにもたらした功績について述べた。
 

　続けて、世界的スタープレーヤーと神戸で過ごした２年間を次のように振り返った。

「僕自身も２年間、世界最高の選手と一緒にプレーできたのは、かけがえのないものですし、自分のサッカー人生において最も素晴らしい一コマだったんじゃないかなと思っています」

　39歳の元スペイン代表MFが、Jリーグにもたらした影響は計り知れない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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