【皇后杯】引退表明の澤、現役最後の舞台の相手が決定! 決勝はINAC神戸対新潟レディースに!

2015年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝で過去二度対戦し、二度ともINACが勝利。

2年ぶりの決勝進出を決めたINAC神戸。澤の現役最後の舞台を勝利で飾りたいところだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は12月23日、準決勝の2試合が等々力陸上競技場で行なわれ、INAC神戸レオネッサとアルビレックス新潟レディースが勝ち上がり、同27日に行なわれる決勝に進出した。この大会を最後に現役引退を表明している澤穂希にとって、決勝戦が現役最後の舞台となる。

【皇后杯準決勝 PHOTOハイライト】
 
 準決勝第2試合の日テレ・ベレーザ対新潟Lは、前半から試合が動いた。11分、新潟がセットプレーのチャンスを活かし大石が先制点を決めれば、日テレも34分に中里の2試合連続ゴールで追いつく。1-1で前半を折り返した。
 
 その後は両チームともにチャンスを活かし切れない。試合は1-1のまま延長戦でも決着がつかずPK戦へ。そして、新潟が3-2とリードして迎えた日テレ5人目のキッカー・阪口夢穂のシュートを、新潟LのGK福村香奈絵がストップして勝負あり。新潟Lが2年ぶり3度目の決勝進出を決めた。新潟Lは過去決勝に進出した2011、13年の2度ともINACに敗れており、三度目の正直で雪辱を期す。
 
 一方、INACは第1試合でベガルタ仙台レディースに2-0で勝利。大野、中島がゴールを奪った。INACも13年大会以来2年ぶりの決勝進出。皇后杯2年ぶりの優勝で、引退する澤が有終の美を飾るのか、27日の決勝が注目されるところだ。
 
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