痛恨の敗戦も土壇場で最下位を回避…U-20日本代表、“奇跡の決勝T進出”の条件は?【U-20W杯】

2023年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

3位の6チームのうち成績上位の4チームがラウンド16へ

坂本(右)のゴールで先制するもイスラエルに逆転負けを喫した日本代表。(C)Getty Images

 アルゼンチンで開催されているU-20ワールドカップのグループステージ第3節で、U-20日本代表は現地5月27日にイスラエル代表と対戦。1-2で痛恨の敗戦を喫した。

 セネガルとの初戦に1-0で勝利し、続くコロンビア戦に1-2で敗れた日本は、45+1分に坂本一彩のゴールで先制する。しかし、68分に相手が退場者を出して数的優位になったにもかかわらず、76分に同点に追いつかれると、90+1分にも被弾。2試合連続の逆転負けとなった。

 ただ、同じC組のもう1カードで、セネガルがコロンビアに90+5分に追いつかれたため、奇跡的に最下位転落を回避。決勝トーナメント進出に望みを繋げた。

 最終的に3位になった6チームのうち成績上位の4チームがラウンド16に進めるが、1勝2敗・3得点4失点・得失点差-1の日本は現在5位。4位に上がるためには以下の条件が必要となる。
 
 まず、28日に試合を行なうE組3位のチュニジアがウルグアイに4点差以上、もしくは0-3で負けること。ただし、後者の場合は日本とまったく同じ成績になるため、フェアプレーポイントの争いになる。

 そして、同じE組で最下位に沈むイラクが、イングランドに6点差以上で勝たないこと。イングランドがベスト16進出を決めているとはいえ、ここまで0得点7失点のイラクが大勝をするのは、現実的には考えにくいか。

 さらに、同日のその後に行なわれるF組のホンジュラス対フランスがドローか、フランスの1-0勝利で終わること。ただ、後者の場合はフランスと日本が同じ成績になるため、こちらもフェアプレーポイントでの決着となる。

 いずれにしても、かなり厳しい条件ではあるが、奇跡の決勝トーナメント進出を信じて待つしかない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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