【FC東京】「自分の力だけで達成できたわけではない」森重真人が15節の神戸戦でJ1通算450試合出場

2023年05月28日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

J2を含めれば487試合に出場

FC東京で長年主力を張る森重。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2023年5月27日、アウェーの神戸戦でFC東京の最終ラインを率いた森重真人がJ1リーグ通算450試合出場(35得点)を達成した。J2を含めれば487試合出場(41得点)で、日本代表歴は41試合・2得点。ブラジル・ワールドカップにも参戦した実績を踏まえれば、偉大というしかない。

 短命とも言われるプロサッカー選手のキャリアで、森重はプロ2年目の2007年シーズンからリーグ戦で常に二桁試合に出場している。怪我に苦しんだ時期があった今季はサブに甘んじるケースもあったが、今ではすっかり定位置を確保。確かな存在感を示しているのは、さすがのひと言だ。
 
 ちなみに、クラブリリースで本人は次のようにコメントしている。

「自分の力だけで、この450試合出場という記録を達成できたわけではありません。今日のように中2日で試合を迎える時も、僕自身に関わる多くのみなさんにサポートしていただき、良いコンディションで試合に臨めるように調整してくれて、ピッチに送り出してくれています。

この場を借りて、いつもサポートをしてくださっているみなさん、そして自分がピッチに立つ時にどんな時も大きな声援でパワーをくれるファン・サポーターのみなさんにも感謝の気持ちを伝えたいです。

450試合出場という記録に満足することなく、まだまだプレーしたいですし、次の節目となるJ1リーグ通算500試合出場を達成できるように、ここから頑張っていきたいと思います」

 出身地の広島では、多くのサッカー少年が「森重選手のようになりたい」と頑張っているという。そんな彼らの"憧れの存在"として、森重はまだまだ走り続ける。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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