ついにプレミアへ?トッテナム行きはある? 古橋亨梧ら日本人5選手を擁するセルティックの指揮官が去就に言及「意識はしている」

2023年05月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分よりも他の人にとって魅力的な部分に気を取られるつもりはない」

不動のエース古橋を称えるポステコグルー監督。(C)Getty Images

 今夏、プレミアリーグ行きがついに実現するのか――。横浜F・マリノスの前指揮官で、現在は古橋亨梧ら日本人5選手を擁するセルティックを率いるアンジェ・ポステコグルーが、注目を集める自身の去就に言及した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 これまでにもイングランドの複数クラブが新天地候補として挙がっていたなか、ここにきて浮上してきたのがトッテナムだ。今季途中にアントニオ・コンテと袂を分かった同クラブは、6年ぶりのオランダリーグ制覇に導いたアルネ・スロットがフェイエノールトに将来を誓った後、元レスター監督のブレンダン・ロジャースとともに、ポステコグルーをターゲットに据えている模様だ。

 報道は本人の耳にも届いているようで、57歳のオーストラリア人指揮官は「みんなに聞かれ続けているから、意識はしている」と発言。ただ、27日にリーグ戦最終節、6月3日にスコティッシュカップ決勝が控える今は、自クラブ以外考えられないと強調した。

「私の優先順位は、土曜日に特別な日を迎えること、そして1週間後にはカップ戦の決勝が待っていることだ。自分よりも他の人にとって魅力的な部分に気を取られて、そこに座っているつもりはない。それが私の集中するところだ。これからもそうだろう」
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 2部インバネスとの決勝に勝てば、国内3冠に手が届く。ポステコグルーは「私たちは素晴らしいシーズンを送ってきたし、より特別なシーズンにするチャンスもある。達成すべき目標は常にあるんだ。我々は成功を収め、一定のレベルでフットボールをする責任がある」と力を込める。

「昨年2冠を達成したからといって、『OK、これほど強くなる必要はない』と考えたわけではない。もっと強くならないと。これまでの成果とは関係なく、挑戦は常にそこにある。一度でも集中力を失えば、職を失う羽目になるだろう。

 カップ戦ファイナルに勝って、特別な年にするチャンスがある。でも来年はまたゼロからのスタートだ。この先のために改善し、より強くなっていかなければならない」

 セルティックはリーグ連覇確定後の宿敵レンジャーズ戦(0-3)から、まさかの3戦未勝利となっている。まずは、アバディーンをホームに迎えるリーグ戦ラストマッチを確実に制し、昨シーズン超えの懸かるファイナルに臨めるか。

 25ゴールで、2位の2人とは1点差で得点ランキング首位に立つエース古橋の活躍にも大いに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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