「アンストッパブルな存在」マンUのOBで元イングランド代表DFが三笘を絶賛。「精神的に疲れるし、本当に嫌な選手だ」と守備者の視点でその凄さを解説!

2023年05月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「アーノルドを完全にぶっちぎったシーンが印象深い」

このサウサンプトン戦(37節)でも決定的な仕事に絡んだ三笘。3-1の勝利に貢献した。 (C)Getty Images

 プレミアリーグで衝撃なプレーを続けているブライトンの三笘薫。37節のサウサンプトン戦でも華麗なアシストでファーガソンのゴールを演出するなど、3-1の勝利に大きく貢献した。
 
 眩い光を放つ今シーズンのそんな三笘を絶賛したのが、1990年代にマンチェスター・ユナイテッドで二度のプレミアリーグ制覇に貢献し、イングランド代表では90年ワールドカップにも出場した名サイドバックのポール・パーカー氏だ。
 
 パーカー氏は5月18日に発売された『ワールドサッカーダイジェスト』に、特集のゲストとして登場。欧州主要リーグのベストプレーヤーを識者の徹底討論で決定する人気企画のプレミアリーグ編で、今シーズンの三笘について振り返っている。
 
「序盤戦は出場時間が短かったが、中盤戦以降はまさにアンストッパブルな存在だった。本当に驚かされたよ。とくにアレクサンダー=アーノルド(リバプール)を完全にぶっちぎったシーンが印象深い」
 
 さらに、サイドバックだった現役時代の経験を踏まえて、守備者の視点で三笘の魅力をこう解説してくれた。
 
「フルバックにとって最も嫌なタイプは、ボールの有無にかかわらず、常に裏を狙っている選手だ。ディフェンダーにとっては、背後に走られるのが最も厄介だからね。三笘はそういった動きを何度も繰り返している。精神的にも疲れるし、本当に嫌な選手だよ」
 
 元トッププレーヤーで現在はテレビ解説者として活躍するパーカー氏も一目置く三笘。その評価は、イングランド国内でもうなぎ上りだ。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

※『ワールドサッカーダイジェスト』2023年5月18日発売号より抜粋。同号ではプレミアリーグだけでなく、ラ・リーガやセリエA、ブンデスリーガの今シーズンのベストプレーヤーをはじめ、ポジション別最優秀選手、最優秀ヤングプレーヤー、最優秀監督など各賞も現地識者の討論で選出している。

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