「なぜか無得点。簡単そうに見えたが…」決定力不足の三笘薫を地元メディアが辛口評価。一方で「センセーショナルなアシスト」も

2023年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「後半になると存在感は薄れ、終盤に交代した」

三笘はアシストをマークするも、ゴールは奪えなかった。(C)Getty Images

 5月21日に開催されたプレミアリーグ第37節で、三笘薫を擁する6位のブライトンは、最下位ですでに降格が決まっているサウサンプトンとホームで対戦。3―1で快勝を収め、ヨーロッパリーグの出場権をほぼ手中に収めた。

 いつも通り左サイドハーフで先発した三笘は、前半序盤にビッグチャンスを二度迎えるも、フィニッシュの精度を欠き、いずれも仕留めきれない。

 それでも1―0となり迎えた40分、自陣から左サイドを一気に駆け上がり、完璧なラストパス。エバン・ファーガソンのこの日2点目を鮮やかにアシストした。今シーズンのリーグ戦での個人成績は、これで7ゴール・5アシストとなった。

 とはいえ、決定機を逃した印象が非常に強いだけに、地元メディアの評価は厳しい。『Sussex Express』は採点記事で高水準の「7点」を付けながら、寸評は辛口となっている。
【動画】痛恨の決定機逸&超絶アシスト!良い面・悪い面が如実に出た三笘
「前半はなぜか無得点。ボックス内でカーブを描くシュートを放ち、GKを打ち抜くべきだった。日本のスターは、相手の大きなミスでチャンスを掴んだ時も、フィニッシュは簡単そうに見えたが、ポストに阻まれ、ネットを揺らせなかった。

 しかし、ファーガソンの2点目を演出するセンセーショナルなアシストで挽回した。ハーフタイムの直前には、シュートが(ゴールの外の)サイドネットに突き刺さった。後半になると存在感は薄れ、終盤に交代した」

 次戦は24日、中3日で3連覇を決めたマンチェスター・シティとの対戦だ。チャンピオンズリーグとFAカップでも決勝に進出している難敵相手ではあるが、日本代表のエースは9試合ぶりのアシストに続き、11試合ぶりのゴールを奪えるか。決定力向上が課題だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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