【クラブW杯】3位に輝いた広島・森保監督が得た手応え。「Jリーグ全体の自信につながっていけばいい」

2015年12月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「心身ともに消耗してクラブW杯に入ったが、3位という結果を残せて大きな自信になった」

Jリーグチャンピオンシップから中4日で挑んだクラブWで3位に。森保監督は、「総合力で戦い抜いて結果を出せた」と胸を張った。 (C)SOCCER DIGEST

――今大会を振り返ってください。
 
 各大陸の王者が集うトーナメントに、日本を代表して出られてことを幸せに思います。選手も私も楽しむことができました。残念ながら決勝には行けませんでしたが、3位になれたことは、我々のみならずJリーグ全体の自信につながっていけばいいと思います。
 
――厳しい戦いを通じて、チームとして一段階成長した印象を受けましたが?
 
 我々はJリーグチャンピオンシップで心身ともに消耗し、そんな状態でクラブワールドカップに入りました。それでも選手を入れ替えながら4試合を戦い抜き、3位という結果を残せたことはチームとして大きな自信になったし、来年につながると思います。
 
――「美しさ」と「勝利」を両立するうえで、難しかった点はどこですか?
 
 美しく勝つというよりも、粘り強く戦って試合を制していくというコンセプトのもとでやってきました。そうしたなかで若手が成長し、ポジション争いが熾烈になったことが結果につながったと思います。
 
――3位という結果が今後にどうつながっていけばいいと思いますか?
 
 広島という街が経済的に潤っていくことを望みます。我々が結果を出したことで、地域貢献できれば嬉しいです。少しでも多くの方に応援していただけるように、自分たちがもっと努力していかなければならないと思っています。
 
――試合の入り方が良くなった気がしますが?
 
 選手を入れ替えたことで連係が不安定になってしまいました。試合前にもう少し選手たちに働きかけできればよかったと思います。
 
――試合後に選手にかけた言葉はありますか?
 
 試合後は全員が揃わなかったので、ホテルに戻ってからですね。今大会を総合力で戦い抜いて結果を出せたことを自信に、次に進んでいこうと選手たちに伝えたいと思います。

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