「つえーし、うめーし、はえーし」酒井高徳が3連覇時代の鹿島FWに衝撃!「この人、やべーなって。獣みたいだった」

2023年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もうなんか全部持ってた」

神戸の酒井がJ歴代ベスト11を選出。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸が5月18日、クラブの公式YouTubeチャンネルを更新。Jリーグ30周年を記念して、『酒井高徳が選ぶJリーグ歴代ベストイレブン!』を公開した。

「試合をしてきて、凄かった人ってことですよね」と酒井が選んだ11人は、まずGKは川島永嗣、4バックは右から内田篤人、田中マルクス闘莉王、冨安健洋、長友佑都を選出。中盤はアンカーに遠藤保仁、インサイドハーフはアンドレス・イニエスタと香川真司をセレクトし、前線3枚は右から本田圭佑、マルキーニョス、三笘薫という顔ぶれだ。

 錚々たるメンバーの中で、酒井は1トップに「今のコンディションだったら、大迫(勇也)さんを挙げたいんだけど。何でもできちゃうから」と迷いながらも、「この人、やべーなって思った」として、マルキーニョスをチョイスした。

「総合的に。対戦してみてもそうだけど、守備をめっちゃ頑張るし、つえーし、うめーし、はえーし。もうなんか全部持ってたなって思う。獣みたいだった。髪が長くて、ヘアバンドして」
 
 J1で歴代助っ人選手では最多の152得点を記録するブラジリアンは、神戸ほか複数のJクラブで活躍。酒井は特に鹿島時代の印象が強いようだ。

「鹿島の時は、興梠慎三さんがいたんで。なおさら1人を見てられない。攻撃も凄いんだけど、すごく守備を頑張っているイメージがあって。めちゃくちゃプレッシャーが速い。俺がJリーグでプレーしたなかで、一番、本当に強いなと思ったのは、3連覇した時の鹿島。あの時の衝撃は、足がすくむぐらい緊張した記憶がある」

 2007年シーズンにマルキーニョスは清水から鹿島に移籍。"常勝軍団"はその年からリーグ3連覇を果たし、マルキーニョスは08年にMVPと得点王に輝く。当時は新潟に所属していた酒井も、その無双ぶりを鮮明に覚えているのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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