世界中からファンがスタジアムに集結
マドリーを撃破し、2季ぶりのファイナルに進んだシティ。(C)Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第2レグ、マンチェスター・シティ対レアル・マドリーを観戦した。シティは前回王者相手に4-0で勝利を収め、2戦合計5-1の圧勝。2季ぶりの決勝進出を果たした。
シティ戦の観戦は、僕が17歳くらいの時に友人2人と行って以来になる。僕の幼少期は、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールが最も大きなクラブとされていた。さらに彼らはオールド・トラフォードとアンフィールドという象徴的なスタジアムを持っていて、僕たちはいつもそこに行きたいと思っていた。
ユナイテッドとリバプールの観戦に行ったら、次に行きたかったのがシティだった。当時は今ほど人気のあるクラブではなかったはずだ。また、スタジアムも今とは全然違う。メイン・ロードという住宅が立ち並ぶ中にあるスタジアムでプレーしていたのだ。
あの世界的ロックバンドのオアシスも愛したことで知られている。僕もそのスタジアムが大好きで、今のエティハドとはまったく異なり、古き良きといった雰囲気だ。
当時のプレミアのクラブは警備にあまりお金をかけてなくて、フーリガンも多かったので、いつもスタジアムには威圧的な雰囲気があった。僕と友人たちは活発なタイプではなかったが、スタジアムに行く時は勇敢になっていたと思う。
そして当時のシティはチャンピオンズリーグに出場するようなビッグクラブではなく、もちろんマドリーのようなクラブと対戦することもなかった。
シティ戦の観戦は、僕が17歳くらいの時に友人2人と行って以来になる。僕の幼少期は、マンチェスター・ユナイテッドとリバプールが最も大きなクラブとされていた。さらに彼らはオールド・トラフォードとアンフィールドという象徴的なスタジアムを持っていて、僕たちはいつもそこに行きたいと思っていた。
ユナイテッドとリバプールの観戦に行ったら、次に行きたかったのがシティだった。当時は今ほど人気のあるクラブではなかったはずだ。また、スタジアムも今とは全然違う。メイン・ロードという住宅が立ち並ぶ中にあるスタジアムでプレーしていたのだ。
あの世界的ロックバンドのオアシスも愛したことで知られている。僕もそのスタジアムが大好きで、今のエティハドとはまったく異なり、古き良きといった雰囲気だ。
当時のプレミアのクラブは警備にあまりお金をかけてなくて、フーリガンも多かったので、いつもスタジアムには威圧的な雰囲気があった。僕と友人たちは活発なタイプではなかったが、スタジアムに行く時は勇敢になっていたと思う。
そして当時のシティはチャンピオンズリーグに出場するようなビッグクラブではなく、もちろんマドリーのようなクラブと対戦することもなかった。
しかし、世界的なビッグクラブとなった今、久しぶりに観戦に行くと、以前とは全く異なっていた。
僕はロンドンからマンチェスターへ向かい、スタジアムに行く電車に乗ったが、ロンドンの駅で気づいたのは、シティのシャツを着たファンがたくさんいたこと。中東、東南アジア、そしてアメリカと世界中からシティファンが集結し、応援に訪れていた。私が17歳で行った時には、なかった光景だ。
試合後にパブの前を通ると、4人のシティファンがテーブルを囲んで高価なお酒を飲みながら祝杯を挙げていた。いつもは安いビールを飲んでいるだけなのに。
そして、スタジアムからマンチェスターに戻るトラムの中で、シティファンが決勝戦が行なわれるイスタンブール行きの航空券の値段を調べているのを耳にした。僕もその値段を調べて見ると、なんとイギリスからイスタンブール行きの航空券が、シティが決勝進出を決める前に比べて10倍の価格になっているのだ。
シティには、高値を支払って現地に向かうファンのためにも、マドリーを圧倒した勢いそのままに、インテルを撃破してくれることを願っている。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
【動画】シティが衝撃の4発!マドリー戦ハイライト
【PHOTO】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!
僕はロンドンからマンチェスターへ向かい、スタジアムに行く電車に乗ったが、ロンドンの駅で気づいたのは、シティのシャツを着たファンがたくさんいたこと。中東、東南アジア、そしてアメリカと世界中からシティファンが集結し、応援に訪れていた。私が17歳で行った時には、なかった光景だ。
試合後にパブの前を通ると、4人のシティファンがテーブルを囲んで高価なお酒を飲みながら祝杯を挙げていた。いつもは安いビールを飲んでいるだけなのに。
そして、スタジアムからマンチェスターに戻るトラムの中で、シティファンが決勝戦が行なわれるイスタンブール行きの航空券の値段を調べているのを耳にした。僕もその値段を調べて見ると、なんとイギリスからイスタンブール行きの航空券が、シティが決勝進出を決める前に比べて10倍の価格になっているのだ。
シティには、高値を支払って現地に向かうファンのためにも、マドリーを圧倒した勢いそのままに、インテルを撃破してくれることを願っている。
文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)
【動画】シティが衝撃の4発!マドリー戦ハイライト
【PHOTO】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!