現地５月14日に開催されたプレミアリーグ第36節で、２位のアーセナルは三笘薫を擁するブライトンと本拠地エミレーツで対戦した。

　逆転での優勝に向けて負けられないアーセナルは、51分に三笘のドリブルから右サイドを崩されると、フリオ・エンシソにヘッドを決められて先制点を奪われる。終盤にも２失点を喫し、０－３で敗れた。

　試合後、アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ブライトン戦のチームの出来について謝罪した。クラブの公式サイトがコメントを掲載している。

「先週の日曜日(ニューカッスル戦）は、勝つために必要なことができたと自負していたが、今日は真逆で、その時とはまったく違う感覚だ。特に後半のパフォーマンスについては、みんなに謝らなければならない」
 

　アーセナルは、１試合消化が少ない首位のマンチェスター・シティとの勝点差が４ポイントに開き、19シーズンぶりの優勝はほぼ絶望的となった。

　それでもスペイン人指揮官は、「まず受け入れなければならないのは、後半に何が起こったのかだ。次の試合に向けてすべきことを個別に検討する。２位が確定するまでは変わらない」と述べ、最後まで諦めない姿勢を見せている。

　残り２試合、奇跡の逆転優勝を信じて戦う覚悟だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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