Jリーグは５月13日、J１第13節の３試合を開催。三協フロンテア柏スタジアムでは、柏レイソル対横浜FCが行なわれ、１－０で横浜FCが勝利を収めた。

　序盤から主導権を握ったのは柏。縦に速い攻撃で敵陣に進入し、29分には高嶺朋樹、33分にはマテウス・サヴィオが惜しいシュートを放つなど、再三にわたりチャンスを得た。

　横浜FCはコンパクトな守備ブロックを敷いてスペースを埋め、ゴール前では身体を張って粘り強く守り、相手に得点を許さず。前半はスコアレスで折り返した。
 

　後半も柏のペースに。53分、M・サヴィオがドリブルでの持ち運びから放ったシュートは枠を捉えられない。攻撃をしっかりとシュートで終えるが、最後のフィニッシュの精度を欠いて１点が遠い。

　すると横浜FCは69分、左サイドを抜け出した林幸多郎のクロスが、柏の片山瑛一の手に当たりPKを獲得。これをキッカーの小川航基が右足で冷静にゴール右に決めて先手を取った。

　先制したアウェーチームはその後のピンチにも集中した守備で対応。相手に反撃を許さず、最後まで無失点で守り切り、今季２勝目を飾った。敗れた柏は４試合ぶり黒星となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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