元日本代表DFの内田篤人氏がＪリーグにおけるビッグクラブの必要性を訴えた。

　テレビ朝日の報道ステーションに出演した内田氏は、30周年を迎えたＪリーグのさらなる発展のためには「ビッグクラブがテーマになる」と発言。その理由をこう説明した。

「注目度が上がれば、海外を含め、ファン層というのは拡大される。資金力があれば、たとえばスーパースターの（リオネル・）メッシを呼べたら、普段Jリーグを見ない方も興味を持って見てもらえる。そういったところが強化面に繋がるんじゃないかな」
 

　鹿島アントラーズのレジェンドは、今シーズンから各クラブへの配分金が、均等配分から成績や視聴者数に応じた結果配分に変わることがその後押しになると見ているようだ。

「各クラブ間の人気獲得の強化が高まって、ビッグクラブができやすくなるかな」と続けている。

　ドイツの名門シャルケで活躍し、欧州での経験豊富な内田氏。今後はクラブ間でより競争力を高めるなかで、抜きん出るそれが出現することがリーグの活性化に繋がると見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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