"神"の表情が、全てを物語っていた。

　現地時間５月10日に開催されたチャンピオンズリーグ準決勝の第１レグで、ミランは宿敵インテルと対戦。開始早々に２失点した後、反撃に出て決定機も迎えたが、最後までゴールを奪えず。０－２で完敗を喫し、16年ぶりの欧州制覇に黄色信号が灯った。

　41歳の大エース、ズラタン・イブラヒモビッチは登録外のため、この日はスタンド観戦。試合前には、サン・シーロを訪れた、親友であり、ミラニスタでもあるテニス界のスーパースター、ノバク・ジョコビッチと談笑し、満面の笑みを浮かべたが、ミラノダービーが始まれば表情は一変した。

　劣勢な展開が終始続いただけに、顔つきは非常に厳しいものに。85分にゴール前でFKを得るも、テオ・エルナンデズが枠を大きく外した際には、「もう見てられない」とばかりに手を顔に当て、目を背けるシーンが中継で抜かれた。
【画像】ジョコビッチと満面の笑み→あまりの不甲斐なさに絶望…落差が激しすぎる41歳イブラ

　印象的な振る舞いは、大きな話題になり、英メディア『talkSPORT』は「ズラタン・イブラヒモビッチの顔が、ACミランの夜を象徴している。ライバルであるインテルに０－２で敗北を喫する様子に絶望した」と報道。SNS上でも様々なコメントが集まっている。

「そりゃイブラも呆れるわ」
「イブラですら頭抱える始末」
「もう眠気が限界きとるやん」
「この表情が全てを物語ってる。全員ぶっとばされるんじゃない？」
「全世界が同じ気持ちだ」
「全員イブラの鉄拳制裁くらえ」
「OBとイブラに本気で喝入れて欲しい」
「試合に出ちゃえよ」

　来週の第２レグでは、イブラヒモビッチに笑顔を届けられるか。"神"の表情に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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