【クラブW杯】「入りがスローだった?」の質問にL・エンリケ監督は「完璧だった」と反論。強気な姿勢を崩さず

2015年12月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

決勝でのメッシの起用については「現時点で誰も分からない」

前半はピンチを迎える場面もあったバルセロナだが、L・エンリケ監督は「完璧な試合ができた」と強気な姿勢を貫いた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 スアレスのハットトリックで3-0と快勝したバルセロナ。ルイス・エンリケ監督は、準決勝の広州恒大戦を「完璧な試合ができた」と振り返る。ネイマールに続き、メッシの欠場というアクシデントもあったなか、指揮官はこの勝利をどのように捉えただろうか。以下、ルイス・エンリケ監督の会見での一問一答。

【PHOTOハイライト】バルセロナ 3-0 広州恒大

――◆――◆――
 
――メッシ、ネイマールが欠場したなか、チームの出来はどうでしたか?
 
「普段対戦するチームとは違うスタイルを持つ相手だったから、なかなかリズムが掴めなかった。でも我々はいいプレーができたと思う」
 
――試合への入りがスローだった気もしましたが?
 
「そうは思わない。選手たちは素晴らしいプレーを披露してくれた。完璧な試合ができたと思っている」
 
――決勝でリーベルを倒せると思いますか?
 
「実際に戦ってみないと分からない。リーベルにはサポーターがたくさんいるけど、我々にも多くのファンがついているし、日本の方も応援してくれている。とにかく負けないように頑張るだけだ」
 
――メッシは決勝に間に合いますか?
 
「現時点では誰も分からない。様子を見て判断したい」
 
――事前に相手の対策はしましたか?
 
「広州恒大の直近3試合を見せた。実際に対戦してみて、選手たちは予想以上に手強い相手だと感じたんじゃないかな。相手のプレスは素晴らしかった」
 
――勝利に貢献したイニエスタとスアレスの動きはどうでしたか?          
 
「イニエスタは鋭い仕掛けを見せ、チャンスを演出してくれた。まさに万能プレーヤーだ。スアレスは才能豊かな選手で、困難な状況でもなにかしらの対処法を見つけてくれた。そして、誰よりも最初にプレスを仕掛けたのが彼だ。チームに必要不可欠な存在だよ」
 
――広州恒大がリーガ・エスパニョーラに参加したら、どこまでやれると思いますか?
 
「単純に比べるのは難しい。とはいえ、彼らはいいプレーをしていたし、非常にポジティブな面を見せた」
 
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